振り返ってみると、私の人生には、いつも「推し」がいました。
10代の頃から、好きな人がいて、好きな音楽があって、楽しみにしているものがあった。
その頃は、もちろん「推し活」なんて言葉を今ほど意識していません。
ただ好きだった。
テレビに出ればうれしくて、CDを買えば何度も聴いて、コンサートがあれば楽しみにする。
そんな時間が、いつの間にか私の生活の一部になっていました。
そして大人になっても、それは変わりませんでした。
新しく好きな人や作品に出会うと、その「好き」が私の中に増えていく。
でも、新しい推しができたからといって、以前好きだった人を嫌いになるわけではありません。
私の場合、「次の推しに乗り換える」という感覚ではなく、好きなものが横に並んで増えていったという方が近いのです。
推しは、私の生活の一部だった

韓国ドラマに夢中になった時期もありました。
そこから韓国という国そのものに興味を持つようになり、韓国へ行ったり、韓国語を勉強したり。
そしてRAINを好きになり、今ではBTSも大切な存在になっています。
もちろん、今好きなものだけが残っているわけではありません。
昔好きだったものも、今も私の中にちゃんと残っています。
だから、私にとって「推し活」は、特別な事をしている感覚ではないのかもしれません。
好きなものがあって、それを楽しむ。
それが、ずっと生活の中にあっただけ。
「推しは1人」という考え方だけじゃなくていい
最近は「推し活」という言葉がすっかり定着して、いろいろな推し方がある事も知られるようになりました。
1人の人をずっと応援する人もいる。
1つのグループを大切に応援する人もいる。
何人かのアーティストを好きになる人もいる。
アイドルだけではなく、俳優や作品、スポーツ選手など、いろいろな「好き」を持っている人もいる。
私は、どれが正しいとか、どれが間違っているという事ではないと思っています。
だって、好きになる気持ちは、人によって違うものだから。
何人推しているから愛情が薄い。
1人だけだから本気。
そんなふうに、人数で「好き」の大きさを決める必要はないと思うのです。
「雑食」という言葉に、私は少し違和感がある
K-POPなどのファンの間では、複数のグループやアーティストを好きな人を「雑食」と呼ぶ事があります。
その言葉を自分で使う人もいるし、特に気にしない人もいると思います。
でも、私はこの言葉を聞くと、少し違和感があります。
私自身がそうだからなのかもしれません。
私は、いろいろなアーティストを「次から次へ」と好きになっている訳ではありません。
1人ひとり、1つひとつに、好きになった理由があります。
その人の歌が好きだったり、ステージが好きだったり、言葉に励まされたり。
作品との出会いが、その時の自分にとって大切なものになったり。
それぞれの「好き」には、それぞれの思いがあります。
だから私は、アーティストへの「好き」を食べ物に例えるような「雑食」という言葉では、自分の気持ちを表したくない。
好きなものを好きなまま、大切にしているだけ。
私にとっては、それが1番しっくりきます。
最近、推しに出会った人にも伝えたい
私は10代からずっと推しがいました。
でも、それを「昔から知っている私の方がすごい」と言いたい訳では、もちろんありません。
推しに出会うタイミングなんて、人それぞれです。
10代で出会う人もいれば、20代、30代、40代、50代になってから出会う人もいる。
もしかしたら、今日初めて「この人、好きだな」と思える人に出会った人だっているかもしれません。
それでいいと思う。
早いとか遅いとか、推し活歴が長いとか短いとか、そんな事は関係ない。
好きになったその瞬間から、その人にとっての「推し」になるのだから。
そして、最初は1人だったのに、いつの間にか好きな人が増える事だってある。
それも自然な事。
新しい「好き」ができたからといって、以前の「好き」を手放す必要もありません。
好きになったものを、好きなまま大切にしていい。

好きなものがある人生は、やっぱり楽しい
こうして改めて自分の人生を振り返ってみると、私は随分たくさんの「好き」に支えられてきたんだなと思います。
音楽を聴いて元気をもらったり。
ドラマを見て、その世界に夢中になったり。
好きな人の活動を楽しみにしたり。
コンサートを楽しみに毎日を頑張ったり。
好きなものがあるから、楽しみが増える。
楽しみがあるから、日々を頑張れる。
そして、年齢を重ねた今も、それは変わっていません。
むしろ今だからこそ、「好きなものがあるって幸せだな」と思う事も増えました。
だから私は、これからも好きなものを好きなまま、大切にしていきたい。
誰かと比べる必要もない。
何人推しているかを気にする必要もない。
自分が好きだと思える気持ちを、自分で大切にすればいい。
振り返ってみたら、私の人生は、推しでできていました。
そして、これからもきっと、私の人生には新しい「好き」が増えていく。
それでいい。
推しがいると、人生はもっと楽しくなる。
私はこれからも、そう思いながら「好き」を大切にしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪



コメント