BTSのJ-HOPEが、韓国のトーク番組「Fairy Jae Hyung」に出演。(2025/03/23)
番組では、兵役を終えてからの生活や、アメリカで過ごした時間、ダンスを始めた子ども時代の思い出、BTSとしてデビューするまでの道のりなど、さまざまな話を聞かせてくれました。
いつも明るく、エネルギッシュな姿が印象的なJ-HOPE。
けれど、このインタビューでは、除隊後に感じた不安や、ソロ活動への怖さ、そして自分自身を客観的に見つめる姿も語られています。
今回は、J-HOPEが話してくれたエピソードを振り返りながら、心に残った言葉やエピソードをまとめました。
除隊後、すぐにアメリカへ向かった理由
兵役を終えたJ-HOPEは、その後すぐにアメリカへ向かいました。
実は入隊する前から、除隊したらアメリカで少し勉強したい、現地の文化に浸りながら自分の表現を磨きたいと考えていたそうです。
当初はもっと長く滞在することも考えていたものの、仕事の予定などもあり、実際の滞在は約1か月。
それでも、好きな文化に身を置くことで、次の活動に向けて気持ちを切り替えようとしていたことが伝わってきます。
一方で、除隊が近づくにつれて、別の気持ちも生まれていたと話していました。
軍隊にいる間は、早く除隊したい、外に出たら何でもできると思っていたけれど、いざその日が近づくと、
「社会に戻って、ちゃんと適応できるだろうか」
という不安が出てきたそうです。
また、周囲の視線をすべてカメラのように感じてしまい、自分の行動がどのように受け取られるのかを考えてしまうこともあったとのこと。
華やかな活動をしているからこそ、自由に休むことが簡単ではなかったのかもしれません。
除隊後初のステージ「MIC Drop」とJIMINからの連絡
除隊後、J-HOPEが最初に立った大きなステージのひとつが、フランスで開催された「Le Gala des Pièces Jaunes」。
披露したのは、BTSの「MIC Drop」でした。
久しぶりのステージという事もあり、会場に集まったファンの姿にとても驚いたそうです。
ファンが一緒に歌ってくれたこと、そして自分たちがこれほど愛されているのだと改めて感じられたことが、大きな力になったと話していました。
メンバーからも反応があったそうです。
最初に連絡をくれたのはJIMIN。
その言葉は、なんと、
「1人で行って、ずいぶん見せつけてきたね?」
という、JIMINらしい冗談交じりのものだったそうです。
J-HOPEも「そう、かなり見せつけてきたよ」と返したのだとか。
久しぶりのステージを見守るメンバーとの、こうしたやり取りにもBTSらしさを感じますね。
ダンスとの出会いは小学生の頃
J-HOPEが初めて「歌手になりたい」と思ったのは、小学3年生の頃だったそうです。
小学校で朝の体操に使うダンスを撮影する機会があり、先生から「やってみたい人はいる?」と聞かれたとき、体を動かすことが好きだったJ-HOPEは自分から手を挙げました。
実際に踊ってみると、とても楽しかった。
体を動かして汗をかくことに心が躍り、終わったあとにはお母さんのところへ走っていき、
「僕、これが本当に好き!」
と伝えたそうです。
お母さんはその気持ちを受け止め、ダンスについて調べ始めてくれました。
一方、お父さんは音楽やダンスを職業にすることに慎重だったそうです。
お父さんは学校の先生。息子には好きなことをさせてあげたいと思いながらも、本格的にその道へ進むことには心配があったようです。
そんな中で印象に残っているのが、お父さんの前で音楽なしで踊ったというエピソード。
お父さんから突然「踊ってみて」と言われ、J-HOPEはその場で踊ったそうです。
音楽がなくても、自分の体で表現しようとした幼い頃のJ-HOPE。
その姿を見て、お父さんが何を感じたのかは分かりませんが、本人にとって忘れられない思い出になっているようです。
Big Hitのキャスティングとソウルでの練習生生活
中学3年生の頃、Big Hitのキャスティング担当者がJ-HOPEのもとを訪れました。
カメラを置いていった担当者が、2〜3時間後に戻ってみると、J-HOPEはまだ踊っていたそうです。
誰かに言われたわけでもなく、好きなダンスを続けていたことが伝わるエピソードですね。
その後、高校2年生の12月24日頃にソウルへ移り、練習生生活を始めました。
当時のことを振り返り、J-HOPEはソウルの街並みや寮に向かう道さえ新鮮で、そこにいること自体が楽しかったと話しています。
たとえうまくいかなかったとしても、「すごくいい経験をしている」と感じていたそうです。
ただ、BTSのメンバーとしてデビューするまでの道のりは、決して簡単なものではありませんでした。
ダンスが好きだったJ-HOPEが、BTSの音楽に向き合うまで

J-HOPEはもともとダンスを中心に活動してきたため、練習生として参加した当初、BTSの音楽スタイルには戸惑いもあったそうです。
周囲にはラップをする年上のメンバーがいて、夜になるとビートを流してフリースタイルラップをすることも。
ダンスをしに来た自分にとって、最初は慣れない環境だったと振り返っています。
会社からは、チームの中でダンスの中心的な役割を担ってほしいと期待されていた一方で、音楽やラップに向き合う時間も増えていきました。
それでも、メンバーと話し、音楽について考えるうちに、ダンスから音楽へとつながる共通点を見つけていったそうです。
練習生時代には、順位がつけられる厳しい環境もありました。
誰かが評価される一方で、誰かが去っていく。
仲間のことを心配する気持ちがあっても、自分自身のことも考えなければならない。
そんな複雑な時間を過ごしながら、メンバーたちは苦しさを音楽で表現していきました。
J-HOPEは、あの頃の経験があったからこそ、今の自分があると話しています。
BTSが世界へ広がっていった理由を振り返る
番組では、BTSとYouTube、SNSの関係についても話題になりました。
デビュー当時から、ステージ上の姿だけでなく、メンバーの日常や舞台裏の様子も映像として発信してきたBTS。
当時は、特別な戦略として考えていたというより、普段の活動や楽しい出来事を自然に撮影していたそうです。
ファンにとっては、ステージ上のかっこいい姿だけでなく、普段の食事や何気ない会話、メンバー同士のやり取りを知ることができる貴重な機会でした。
さらに、ファン自身が撮影した映像やファンカムがYouTubeなどに投稿され、それを見た別のファンが新しい映像を探すという広がりも生まれました。
J-HOPEは、SNSが大きな影響力を持ち始めた時期と重なったことも大きかったと振り返っています。
海外での反応を強く感じた出来事として挙げたのは、2017年の「American Music Awards(AMAs)」での「DNA」のパフォーマンス。
そのとき、BTSへの人気やファンの応援の大きさを実感したそうです。
ただ、たくさんの人に見られ、愛されることはうれしい一方で、少し怖さを感じることもあったと話していました。
華やかな成功の裏側にある、アーティストとしての率直な気持ちが印象に残ります。
ソロ活動で大切にしていること
番組では、J-HOPEのソロ作品についても話が広がりました。
特に話題になったのが「Chicken Noodle Soup」。
J-HOPEは、子どもの頃から親しんできたストリートダンスを、自分の表現として作品にしたかったと話しています。
その時々に自分が表現したいことを大切にし、作品ごとに違った方向へ挑戦してきたことが分かります。
自分は歌が特別にうまいわけでも、ラップが誰よりも優れているわけでもない。
だからこそ、自分にできることを使って音楽を作り、良い作品にするために努力していると語っていました。
自分の得意なことと苦手なことを客観的に見つめながら、いろいろな挑戦を続けているのですね。
また、失敗や後悔についても、否定的には捉えていないそうです。
「あのとき、もう少しこうしていたらよかった」
そう思うことも、今の自分が成長するための過程。
その時代のJ-HOPEだからこそできた表現もあると考えているそうです。
7人それぞれの個性を大切にするBTS
ソロ活動の話から、BTSとしての活動についても語られました。
7人それぞれに好みや音楽のスタイルがあり、やりたいことも違います。
だからこそ、グループとして作品を作るときには、調整が簡単ではないこともあるそうです。
それでも、J-HOPEはその過程をとても意味のあることだと考えています。
お互いのやりたい音楽に挑戦し、相手の表現を見て刺激を受ける。
「こんな表現もできるんだ。自分もやってみたい」
そんな気持ちが、メンバー同士の良い刺激になっているようです。
チームとして活動するときは、7人でルールや方向性を合わせる。
そして、それぞれが個人として表現するときには、自分が一緒に仕事をしたいアーティストと話し合い、音楽を作っていく。
BTSというチームと、7人それぞれの個性。
その両方を大切にしていることが伝わってきました。
J-HOPEが語った、これからの夢
インタビューの終盤で、J-HOPEはこれからの夢について話しています。
お金のために活動しているというより、まだやりたいことがたくさんある。
そして、彼が一番大切にしている夢は、
「自分の好きな音楽を続け、長い間ステージに立っていたい」
ということでした。
大きな会場であることや、今と同じ規模の注目を集め続けることだけが目標ではないそうです。
今のような愛情や注目が永遠に続くわけではないことも、J-HOPEは分かっています。
だからこそ、いつか状況が変わるときが来ても、自然に受け入れながら、好きなことを長く続けていきたい。
華やかなステージの先にある、J-HOPE自身の素直な願いが感じられる言葉でした。
まとめ|J-HOPEらしく、自分の道を歩き続ける
今回のインタビューでは、明るく元気なJ-HOPEの姿だけでなく、悩みや不安を抱えながらも、一歩ずつ前へ進んできた姿を見ることができました。
子どもの頃にダンスと出会い、家族の応援や葛藤を経験し、練習生として仲間と過ごした時間。
BTSとして世界へ羽ばたき、ソロアーティストとして新しい表現に挑戦してきたこと。
そして、これからも好きな音楽を続け、ステージに立ち続けたいという夢。
どの話にも、J-HOPEが大切にしてきたものがつながっているように感じます。
これから先、どんな音楽やステージを見せてくれるのでしょうか。
J-HOPEが自分らしく歩んでいく姿を、これからも楽しみに応援していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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